本日6/16(日)と6/23(日)は朝から夕方までテスト勉強会を開催しています。
休憩をはさみつつのおよそ7時間。
基本は自由参加ですが、中には1コマ目からラストまで一日中勉強する予定の生徒もいまして、非常に静かでありながらもたいへん活気のあるテスト勉強会となっております。
私の方針ですが、いわゆる「定期テスト対策授業」や「定期テスト過去問題の使用」は一切行いません。
直前のテスト対策授業は効果がないとは言いませんが、本当に必要なことは日常の中で継続して学習すべきであり、日々それを実践するよう生徒にもそう伝えているため、定期テスト対策授業は不要と考えます。
定期テスト過去問題の使用については、たまに生徒・保護者から「定期テストの過去問ください」「定期テストの過去問題はありませんか」と言われることがあります。一般的にテスト対策としての過去問利用は王道であり、傾向をつかむという意味で有効な方法です。
ですが定期テストに関しては意味が異なります。ほぼ毎年、同じような教材を同じような進度で行われる授業、範囲もほぼ同様であるなら、定期テスト問題も毎年同じようなものになるのは避けられません。「定期テストの過去問を利用する=事前に答えを知る」ようなものです。こういった勉強で結果がでようものなら、テスト勉強は「テスト前に過去問をやればいい」と安易に考えるようになってしまいます。
いうまでもなく高校入試や大学入試では過去問そのままの問題が出ることはありませんし、そもそも過去問に頼り切った勉強では自身の力を鍛えることはできません。自分の学力を高め、能力を磨こうと思うのであれば、日ごろから地道に基本に即した学習を続けていくべきなのです。
何をどう理解すればよいか、そのために何をすればよいか、基本的なことは日ごろの授業で伝えています。
あとはそれを期日に間に合うよう反復し、実践するのみ。
というわけで、後半も頑張ってもらいます(いまお昼休みです)