続けることの難しさ

新年が明けてから早1ヵ月が経ちました。一年の計は元旦にありとの言葉通り、一年の始まりに新たな目標を掲げたり何かを決意した人も多いのではないでしょうか。かくいう私も「毎日勉強する」という決意をしたのはほんの一か月前のこと。

そんな私の現状はといいますと、すでに「やれたりやれなかったり」という状態です。

日々のやるべきことはきちんとこなしています。一人の社会人として、塾を運営する者として、めんどくさいから今日は働かない、なんてことにはなりません。それでも自分のプライベートな時間では、毎日勉強すると決めたにもかかわらずたった1ヵ月すら継続できていないわけです。

もちろん私本人の資質に問題がある、という可能性もあります。否定もしません。一方で「継続」というものは本当にむずかしい。これは事実だと思います。それなりに色々なことを経験してきた30代の大人がそうなんですから、子どもであればなおのこと、「継続」するというのは非常にむずかしいことだと思うわけです。

やる気や決意はどうあっても浮き沈みするもの。やる気がなくなったことや気持ちが切れてしまうことを責めるのはかんたんです。そうではなくて、大切なのは「そのあと」どうするか

仕事も勉強もその他やるべき様々なことも、どうせこの先ずっと続いていきます。何回かうまくいかなかったくらいで、切り捨ててしまうのはあまりにももったいない。「継続」することそれ自体にも、訓練が必要なのではないでしょうか。タイムリミットがあるなど例外もあるとは思いますが、自分自身に、そして生徒たちに、できる限り根気強く、粘り強く、向き合っていきたいと思っています。